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<12ステップ>不動産を買う場合の一般的な流れ

不動産を買いたい

不動産を買おうと思った時に、一般的にどのような流れになるのでしょうか?本ブログでは不動産購入の流れ”12ステップ”をご紹介いたします。

ステップ1:希望条件を整理する

住みたい地域、住宅の種類、広さや間取り、入居したい時期などの希望条件を整理しておきましょう。

インターネットで収集できる情報、自治体による住宅関連助成、子育て支援、その他行政サービス、災害時に危険な場所や避難場所、犯罪の発生状況や危険な地域学校や公園、病院、図書館、その他施設の所在状況等

実地で確認すること、使う経路(道筋)に死角や治安が不安な場所がないかなど、防犯に関すること、スーパーや商店街の場所、品揃え、営業時間など生活の便利さに関すること、騒音や臭い、振動などの原因になる施設のチェックを行います。

ステップ2:予算を決める

希望の住まいのおおむねの相場を調べ、預貯金の額や住宅ローンの借入可能額などを確認して、予算の目安を立ててみましょう。  

物件の購入資金だけ用意できれば住まいを買えるわけではありません。税金や登記費用、住宅ローンの諸費用、引っ越し費用、家具家電・カーテンの購入資金などが必要となります。その他、新築マンションの場合は、購入時に数十万円の修繕積立基金が必要なケースも多く、また、仲介物件の場合は、不動産会社への仲介手数料がかかります。

つまり、住宅を購入するには、物件価格にこれらの諸費用を加えた資金を用意する必要があります。こうして計算された住宅購入に必要な資金(物件価格+諸費用)については、自己資金や住宅ローンの借り入れなどによって準備する必要があります。

物件価格 + 諸費用 = 自己資金 + 住宅ローン

また、中古住宅を購入してリフォームをしようと考えている場合は、リフォーム費用も見込んでおく必要があります。

リフォーム費用は、自己資金で支払うことが多いようですが、購入資金として住宅ローンを借りた上で返済に余裕がある場合は、リフォーム費用についてもローンを利用して支払うこともできます。

ステップ3:不動産会社を探す

仲介物件を買うには、信頼できる不動産会社との出会いが大切です。不動産会社の特徴を調べて、住まい探しを依頼する不動産会社を選びます。 

不動産会社には、様々な特徴を持つ会社があります。

例えば、多数の支店を構える会社の場合、自社のネットワークを活用した情報提供や遠隔地での取引に強みを発揮することが考えられます。また、特定の地域で長く営業している会社は、不動産に限らず様々な地域情報に精通していることが考えられます。このような不動産会社の特徴は、会社の規模などで形式的に判断できるものではありません。近隣での評判などを参考に、最終的には不動産会社の担当者とのコミュニケーションの中で見極めていくことが大切です。

一つの目安として、不動産業者の免許番号なども参考になります。不動産の売買や仲介を行うためには、宅地建物取引業の免許が必要ですが、複数の都道府県に事務所(本支店等)を構える会社は国土交通大臣の免許、1つの都道府県にのみ事務所(本支店等)を構える会社は都道府県知事の免許で営業しています。免許番号からは免許の更新回数も確認することができます。免許は5年ごと(平成8年3月以前は3年ごと)に更新されますので、更新回数が多い会社は営業歴が長く、一定の経験を有すると判断できます。

ステップ4:住まいを探す

選んだ不動産会社と、どんな暮らしをしたいのかという視点から、どのような物件が良いか考えてみましょう。例えば「ペットを飼いたいから一戸建てがよい」、「庭や外周りのメンテナンスをするのは面倒だから、マンションがよい」など、「実現したい暮らし」を具体的に想像することで、それをかなえる住まいの形が見えてきます。マンションにも一戸建てにも、それぞれに特徴があります。

住まいの好みは人それぞれですから、自分にとって暮らしやすい希望条件を整え、それに合った物件を紹介してもらいます。また、自分でインターネット検索や不動産広告などから物件情報を集めることもできます。同時に、物件の購入資金以外に必要となる諸経費や、住宅ローンの金利、毎月の返済額などについても不動産業者に確認をして試算しておきましょう。

ステップ5:現地見学

気に入った物件が見つかったら、実際にモデルルームや現地を見学します。購入したい物件が見つかったら、再度、物件の周辺環境や間取り、設備、購入条件などを確認します。

ステップ6: 不動産会社に仲介を依頼する(媒介契約を結ぶ)

不動産会社へ売買の仲介を正式に依頼する場合は、媒介契約を結びます。この契約には、対象となる物件や、仲介業務のサービス内容、不動産会社の仲介手数料などが記載されます。   

媒介契約の締結は、一般的には住まいを探し始めてから購入の申し込みをするまでの間で行います。

ステップ8:購入の申込をする

購入したい物件と希望条件を決めたら、不動産会社を通して不動産買付書という購入希望の条件を記載した書面を作成し、売主へ購入の申し込みをします。申し込みは、書面で行うのが一般的です。

ステップ9:重要事項の説明と不動産売買契約

不動産会社の宅地建物取引士から、購入物件に関する重要事項の説明を受けます。重要事項説明というのは、いわば購入する物件の取扱説明書のようなものです。この内容は重要ですので、疑問点があればどんどん質問をしましょう。売買の内容に納得できたら、売主と売買契約を結びます。このとき、一般的には物件価格の10~20%程度の手付金(契約金)を支払います。売買契約書の読み合わせも行われますが、この時も専門用語が並んでいますので、分からない場合は質問をして、しっかりと契約内容を確認しましょう。

ステップ11:住宅ローンを契約する

住宅ローンを利用する場合、売買契約を結んだら、速やかに住宅ローンの正式な書類を金融機関に提出して住宅ローンの本審査を申し込みます。通常、本審査の結果が出るまで2~3週間ほどかかります。審査が通りましたら金融機関で住宅ローンの消費貸借契約契約を結びます。現在では不動産を本格的に探す前に、仮定の条件で金融機関の仮審査を受けて、仮承認をとるケースがほとんどです。

ステップ12:引き渡しを受ける

引き渡しの準備が整ったら、残りの代金を支払います。それと同時に、売主から物件の引き渡しを受けて、不動産の登記手続を行います。その後、引っ越しをして入居となります。

まとめ

いかがだったでしょうか。不動産を買う時に一般的には12のステップで進めていくことが多いです。高い買い物になりますから、条件を整理して納得の物件を選びたいところです。

もし、皆様の周りで不動産を購入をされたい・検討中の方、あるいは、不動産全般に関するご相談がある際は、私たち不動産エージェントがお力になれますので、一度ご相談いただければと思います。

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