ここ大船・鎌倉は住宅地として人気のエリアです。大船駅はターミナル駅となっているので交通のアクセスが良く、鎌倉は鎌倉というブランドイメージとスローライフを体現したい方に人気です。実際に不動産を購入する場合、どのような手順を経るのでしょうか。説明します。
資金計画を立てる
1にも2にもまずは資金計画が必須です。予算立てがなければ、購入可能な価格帯が把握できません。現在の住宅費や年収から住宅資金の借入れ額を決めます。現在では頭金0でも購入が可能になっておりますが、本来は好ましくありません。お手持ちの資金がいくら使えるかを検討します。ご両親等から援助が受けられるのであればそれも考慮しましょう。
自己資金+借入額=物件価格と諸費用となるように計画を立てます。くれぐれも無理のない資金計画が必要です。私共でもお手伝いいたしますので、お問合せ下さい。そして可能な限り銀行の仮審査を受けましょう。購入申し込みの時にとても役立ちます。
希望条件の整理
予算がある程度まとまったら、その予算に合わせて希望の要件を家族でよく話し合い、できるだけ多くの要件を出し合います。予算には限りがあるので100%の希望には添えないかもしれませんし、家族間で意見が相反することもあると思います。お子様が入れば学区の問題や、部屋数も考える必要がありますね。その中でも必須の要件、妥協案や代替案があるか等を検討しましょう。最後はフィーリングも大事だと思いますので、それらを含めて気に入ったと感じられる物件を見つけてください。
情報の収集
予算と条件が決まったら情報の収集です。チラシ、情報誌、インターネット、不動産店舗、営業マン等が情報源になります。インターネットのポータルサイトでは、物件を新しく載せたり、契約が終わって削除したり最新の情報に更新されるまでに時間がかかります。掲載された頃には、物件がなかったり、価格が下がっていたり、既に予約が入っていたりします。また、営業マンもノルマがあるので、お客様の希望に沿わない物件をどんどん提案してきたり、急かしてくる営業マンがや不動産業者がいますが避けた方が良いと思います。
実際に検討段階に入りましたら、最新の情報を持っている、かつ、お客様と相性の合う営業マンを味方につけて情報を得てください。私共では不動産業者間でしか収集できない情報を24時間以内に配信するサービスを提供しております。ぜひお問合せ下さい。
物件の見学
希望に近い物件がでてきたら見学します。通常は営業マンが同行してご案内をしますが、コロナ禍以降はお客様のみで内覧をするセルフ内覧なども増えてくるでしょう。この段階では、図面はあくまでも補足資料として現況を優先し、極力、物件に足を運んでしか確認することが出来ない、周りの環境(日当たり、臭気、騒音、外灯の有無等)や建物の質感を確認してください。あらかじめチェック項目を考えて確認していき、後で忘れないようにメモを取ったり、写真を撮りましょう。
わからない点があったらどんどん営業マンに聞きましょう。もしご両親から援助がある場合は、ご両親も一緒に見学することをお勧めします。
購入申し込み
希望の物件を確認し、購入を決めましたら、不動産買付書という書類に必要な情報を記入して、売主様に提出します。これは購入の条件(購入価格・引き渡し時期・住宅ローンの有無等)を書面化して、買い手の購入意思を明確にするためのものです。慎重かつ速やかに担当営業と相談して決めましょう。他に見たお客様で気に入っている方もいると考えて、取られないように注意しましょう。住宅ローンを利用する場合、この時にすでに仮審査が済んでいると、とてもスムーズに話が進みます。(場合によっては仮審査が通っていないと契約をしてくれないケースもあります。)
基本的にはこの書面が相手方に届いた順番(先着順)に交渉することになります。つまり、2番手以降は1番手の交渉が頓挫したり、購入条件が上回らないと購入できません。担当営業が、売主様(売主側仲介業者) と価格の交渉や契約の段取りなどを行います。